韓国斗山グループのチェコ子会社、斗山シュコダパワー（Doosan Skoda Power）が国内に蒸気タービン向けの研究開発（R&D）センターを開設する。タービン内の高い蒸気パラメーターに適合する新素材や、より高度で正確な生産技術を開発するのが狙い。同社のSmondrk最高経営責任者（CEO）がこのほど、現地ウェブ紙『CIANEWS』のインタビューに対し明らかにした。
研究開発と合わせ、生産設備への追加投資も行う。タービンの組立を制御する生産ラインの刷新のほか、タービンローターなどの複雑な生産工程に対応する工作機械を導入する。また、2015年はERP（企業資源計画）システムの構築などIT分野においても大型投資を計画している。
