2015/6/17

ポーランド

年末までに物価上昇に転換=ポーランド財相

この記事の要約

ポーランドのシュチュレク財務相は15日、消費者物価指数(CPI)が年末までに上昇に転じるとの見方を示した。中央統計局(GUS)が同日発表したCPIの落ち込みが市場予測より大きかったことについて発言したもので、エネルギーと […]

ポーランドのシュチュレク財務相は15日、消費者物価指数(CPI)が年末までに上昇に転じるとの見方を示した。中央統計局(GUS)が同日発表したCPIの落ち込みが市場予測より大きかったことについて発言したもので、エネルギーと食品の価格上昇と求人倍率の改善を理由に挙げている。

GUSによると、5月のCPIは前年同月比で0.9%低下した。4月の1.1%低下に比べるとデフレ傾向は鈍化したものの、下げ幅は市場予測の0.7%よりも大きかった。前月比でも市場予測のゼロに対し、実際は0.2%のマイナスとなった。