ドイツ連邦統計局が20日発表した2011年4月の生産者物価指数は前年同月比で6.4％上昇した。上げ幅は前月の同6.2％からやや緩和したものの、エネルギー高騰を背景に依然として大きい。前月比の同物価変動率は＋1.0％だった。
\エネルギー価格は前年同月比で11.8％上昇した。エネルギーを除いたコアの生産者物価上昇率は4.2％（前月比は0.4％）。
\石油製品は17.6％（同＋2．5％）上昇した。主な製品の上げ幅は灯油が27.2％（＋0.2％）、軽油が16.8％（＋1.1％）、ガソリンが10.9％（＋3.2％）。天然ガスは15.0％（＋3.1％）、電力は8.5％（＋3.2％）の幅でそれぞれ上昇した。
\中間財の上昇率は平均6.9％（＋0.6％）で、金属は14.1％（＋1.1％）、化学基礎原料は8.7％（＋1.1％）、樹脂製品は4.4％（0.8％）。消費財と投資財はそれぞれ同4.4％、1.2％だった。
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