全ドイツ自動車クラブ（ADAC）が10月26日発表した乗用車ブランド顧客満足度アンケート調査レポートで、トヨタ自動車の高級ブランド・レクサスが総合1位に輝いた。2位はこれまでトップだったスバルで、日本車はトップ5に3ブランドがランクインした。
\アンケートはADACの発行誌『ADAC Motorwelt』が読者を対象に実施したもので、4万7,000人以上が回答を寄せた。回答項目は「マイカーへの満足度」と「修理事業者への満足度」の2つからなり、ともに「1」が最高評価、「5」が最低評価を意味する。
\レクサスはマイカーへの満足度が1.24でトップ、修理事業者へ満足度が1.45で2位となり、総合1位（評価1.28）を獲得した。スバルは修理事業者への満足度で1位（1.35）となったものの、マイカー満足度が4位（1.32）で、総合2位にランクダウンした。総合3位はジャガー（1.38）、4位はホンダ（1.40）、5位はポルシェ（1.42）だった。
\日本車は修理事業者への満足度で特に評価が高く、同分野の3位と4位にもホンダと三菱がそれぞれランクインした。
\ポルシェ以外のドイツ車の総合ランキングはBMWが10位（1.53）、アウディが15位（1.59）、メルセデスが19位（1.65）、フォードが26位（1.79）、フォルクスワーゲン（VW）が27位（1.82）、オペルが28位（1.83）、ミニが32位（1.87）、スマートが33位（1.92）。ミニは高級ブランドBMWの傘下にあるため修理費用が高く、これが修理事業者への満足度（2.03）を強く押し下げている。
\日本車の総合ランキングは三菱が8位（1.48）、トヨタが11位（1.56）、ダイハツとマツダがともに16位（1.60）、日産が18位（1.62）、スズキが24位（1.73）。
\韓国車は現代が21位（1.72）、起亜が28位（1.83）にとどまった。特に修理事業者への満足度で評価が低い。
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