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2011/12/7

経済産業情報

貯蓄銀グループ、ベルリン州立銀で評価損8.5億ユーロ

この記事の要約

貯蓄銀行(Sparkasse)の上部団体である独貯蓄銀行・振替銀行連合会(DSGV)は1日、グループ会社Erwerbsgesellschaft der S-Finanzgruppe mbH & Co. KG(E […]

貯蓄銀行(Sparkasse)の上部団体である独貯蓄銀行・振替銀行連合会(DSGV)は1日、グループ会社Erwerbsgesellschaft der S-Finanzgruppe mbH & Co. KG(ErwerbsKG)を通して2007年に買収したベルリン州立銀行(Landesbank Berlin Holding AG)の株式で今年末に評価損8億5,000万ユーロを計上するとの見通しを明らかにした。欧州の財政危機と信用不安を受けた措置で、ErwerbsKGに出資する全国の各貯蓄銀行に対し減損処理を実施するよう勧告する。

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ErwerbsKGはベルリン州立銀を55億ユーロで買収した。出資比率は98.7%に上る。同州立銀株では昨年も評価損4億3,000万ユーロを計上しており、この2年間で買収価格の23%に当たる12億8,000万ユーロを計上することになる。

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ベルリン州立銀は1-9月期決算で最終赤字2,800万ユーロを計上した。ギリシャ国債の損失処理が響いた。

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