スイスの銀行大手Credit Suisse（チューリヒ）は21日、組織再編計画を発表した。資産管理部門をプライベートバンキング部門に統合し、プライベートバンキング＆ウェルス管理部門として新たに発足させる。統合により業務の効率化を推し進めて個人・法人顧客向け事業の競争力を高めるとともに、投資銀行（IB）部門との収益性バランスを均衡化させる狙い。新体制には今月30日付で移行する。
\新部門の責任者には統合前の各部門トップであるハンスウルリヒ・マイスター氏とローベルト・シャフィール氏の2人が就任する。IB部門も二頭体制に変更。エリック・ファルベル現IB部長がエクイティ＆インベストメント事業とアジア・太平洋地域事業、ガエル・デボワサード氏（ロンドン拠点IB責任者）が固定収入（フィックスト・インカム）事業をそれぞれ担当する。
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