携帯電話大手のNokia（エスポー）が18日発表した2013年1-3月期（第1四半期）の営業損益は1億5,000万ユーロの赤字となり、黒字転換した前期（4億2,700万ユーロ）から悪化した。前年同期の巨額赤字（13億3,800万ユーロ）からは改善している。
\携帯電話の主力となったスマートフォンで競合のApple、Samsungに大きく水をあけられていることが業績不振の主因。売上高は58億5,200万ユーロで、前年同期を20％、前期を27％下回った。
\同社が期待をかけるスマートフォン「Lumia」の販売台数は前期の440万台から560万台に増加した。ただ、Samsung（1-3月期スマートフォン販売台数6,100万台＝見通し＝）とApple（同3,700万台）に比べると一桁少ない。
\
