高級アパレル大手の独Hugo Boss（メッティンゲン）が7月31日発表した2013年4-6月期（第2四半期）の営業利益（EBIT）は前年同期比27％増の7,550万ユーロとなり、2ケタ台の減益となった前期から大幅に回復した。売上高が10％増の5億3,170万ユーロに拡大。最終利益も27％増の5,330万ユーロと好調だった。
\1-3月期は天候不順で需要が伸び悩んだほか、コレクションの発売回数を従来の年2回から同4回に増やしたことが影響し、売り上げと利益がともに落ち込んだ。
\4-6月期の売上高を地域別でみると、足元の欧州が13％増の3億1,600万ユーロと大きく拡大した。アメリカ大陸は7％増の13億5,300万ユーロ。アジア・太平洋は3％増の8,280万ユーロと小幅な伸びにとどまった。
\販売チャンネル別では、直営店が13％増の3億890万ユーロと好調だった。直営店事業は利益率が高く、同社は急速に拡大中。店舗数は1年前に比べ61増えて901に達した。卸売事業の売上高は5％増の2億90万ユーロだった。
\
