仏自動車部品大手プラスチック・オムニウム（PO）が8日発表した2011年通期決算は、営業利益が前年と比べ31％増の2億9,650万ユーロとなり過去最高を記録した。世界的な自動車生産の増加が寄与した。
\売上高は前年比30％増の42億2,040万ユーロだった。部門別売上高は自動車部門が34％増の37億ユーロ、環境部門が6.1％増の5億ユーロ。自動車部門の売上高の内訳は本国フランスが前年比17.7％増の8億130万ユーロ、フランスを除く西欧が26.2％増の12億3,610万ユーロ、東欧が29.4％増の3億6,180万ユーロ、北米が40.6％増の10億210万ユーロ、南米・アフリカが27.1％増の2億2,340万ユーロ、アジアが41.4％増の5億9,570万ユーロだった。
\POはフォルシア、ヴァレオに次ぐ仏3位の自動車部品メーカーで、フロントエンドモジュール、リヤエンドモジュール、フェンダー、ボディパネルや燃料システムを生産している。世界27カ国に96の生産拠点を展開し、従業員1万8,000人を擁する。
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