独自動車部品大手のコンティネンタルは9日、リコ・オート・インダストリーズ（Rico Auto Industries）からインドに設立した合弁会社コンティネンタル・リコ・ハイドローリック・ブレーキズ・インディアの資本の50％を取得し、完全子会社にしたと発表した。
\ニューデリー近郊のグルガオンにある合弁工場では2009年からインドで生産事業展開する自動車メーカー向けに前・後車軸用のキャリパーやブレーキ・マスター・シリンダー、パワーブレーキ・ブースターなど油圧ブレーキシステムの部品を生産してきた。
\コンティネンタルは中国やインドなど成長市場における事業を強化しており、インドでは昨年、現地タイヤメーカーのモディ・タイヤを買収し、タイヤ事業の強化に5,000万ユーロを投資する計画を明らかにした。また、バンガロールにある技術センターを拡張した。今年はプネーやマネサルにある自動車部品工場を拡張する計画。インドでは道路インフラの整備が進むとともに、自動車の需要も大幅に増えると見込んでいる。
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