独TechMagのウルリッヒ・ブルーンケ社長はこのほど、独業界誌『オートモーティブ・インダストリー』主催の業界会議で、マグネシウム合金「MnE21」を素材とする金属板を中国で量産化する計画を発表した。
\同社は現在、南京にあるパイロットプラントで「MnE21」を素材とする金属板を小規模生産している。同国に建設中の工場を2013年に稼働させる予定で、2014年にはさらに4工場を開設する計画という。
\MnE21を使用した金属板は内装向けで、ブルーンケ社長は車体への使用に向けた開発は将来の課題となるとの見解を示した。また、中国で生産する理由については、潜在的な市場規模が大きいことに加え、マグネシウムの調達が容易であることが決め手となったと説明している。
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