Tata Motors

英エコカー情報サイト「グリーンカーウェブサイト」によると、インド自動車大手のタタ・モーターズ は小型商用車「エース」の電気自動車（EV）を4月24～26日に開催された英国のバーミンガム商用車ショーに出展した。最大積載量は500kg。最高速度は時速25マイルで、航続距離は30マイル。コベントリ工場で1週間当たり約10台を生産しているという。一方、同サイトが消息筋から得た情報によると、タタ・モーターズは乗用車の電気自動車「インディカ・ヴィスタEV」の発売を当面見合わせるもようだ。生産コストとバッテリーの信頼性に影響する技術的な問題が理由とされている。同社は昨年3月、コベントリ工場で実証試験用にインディカ・ヴィスタEVの小規模生産を開始しており、昨年末から今年初めにかけて英国やその他の欧州諸国で本格的な販売を開始する予定とみられていた。同サイトによると、英国では2015年まで乗用車の電気自動車の発売を見合わせる方針という。