電子機器や機械のシステムエンジニアリングを手がける独ベルナー＆マットナー（ミュンヘン）は5月23日、車載インフォテイメント機器や内装電子部品向けの自動試験ロボット「メッシーナRS」をリリースした。これまで人手を頼っていた機器の機能試験を全自動化し、24時間ノンストップで行うことができ、試験の効率を大きく改善できるという。
\メッシーナRSは6本の自由度多関節ロボットアームを持ち、自動車のインパネに取り付けられたタッチパネルや操作ボタン・つまみの反応性や動かしやすさ、CDなど外部記録媒体の差し込みやすさなど、ユーザーが車内で実行するさまざまな動きをシミュレーションし、使い勝手や性能をテストする。試験の実行順や、搭載している電子機器の組み合わせが異なる複数のインフォテイメントシステムを試験する場合でも個別の設定が可能なため、従業員のいない夜間でも試験を継続できる。
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