独自動車部品メーカーのエルリングクリンガーは3日、2012年上半期（1～6月）の売上高が前年同期比14.2％増の5億6,980万ユーロに拡大したと発表した。営業利益（EBIT）も22.9％増の7,560万ユーロに拡大した。
\新興国や北米市場における自動車販売市場の好調や、新製品の投入が好業績に寄与した。また、買収した企業の業績が連結決算に組み込まれた効果で、売上高を1,690万ユーロ押し上げた一方、利益では290万ユーロの損失を負担する形となった。
\上半期の研究開発投資は3,040万ユーロ（前年同期：2,420万ユーロ）。特に、リチウムイオン電池に使用するシステムなどEモビリティー関連の投資を強化したという。
\2012年6月末時点の同社の受注残高は4億8,510万ユーロとなり、前年同期を8.4％上回っている。
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