独自動車部品大手のボッシュはこのほど、第9世代の横滑り防止システム（ESP）「ESP9」シリーズから新たなバリエーション「ESP9プレミアム」を発売する。ブレーキ圧を迅速かつ少ない振動で制御できるため、精度や快適性が向上している。同製品は高度な運転支援システムの基盤に適するほか、従来製品に比べ小型で軽量であることも特徴。
\ボッシュによると、従来のブレーキ制御システムは2つのポンプを使用しているが、「ESP9プレミアム」は6つのピストンを装備しているため、ブレーキ圧を迅速かつ均一に高めることができ、ブレーキペダルの振動やノイズを極めて低く抑えている。
\同ESPには例えば、アイドリングストップ機能付きの車間距離制御装置（ACC）、車線維持支援システム、緊急ブレーキアシスタント、各ホイールへのトルク配分を制御するトルクベクタリングなど、幅広い運転支援システムの基盤として使用できる。
\ボッシュの「ESP9」からはこれまでに、「ESP9ベーシック」と「ESP9プラス」が発売されている。
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