フォルクスワーゲン（VW）傘下のスペイン自動車大手セアトは、減産措置を実施する計画だ。欧州市場における販売が低迷しているためで、9月から年末まで、スペインのマルトレル工場とバルセロナ工場で最大571人の従業員がローテーション方式で毎日自宅待機となるほか、組み立てライン1本を合計16日間停止する予定。ライン停止により2,800人の従業員が影響を受けるという。独dpa通信が報じた。
\また、14年からは他の組み立てラインを計35日間停止することを計画している。このラインでは3,800人の従業員が影響を受ける見通しだ。
\セアトは経営上の理由による解雇を回避するための措置としており、今後2週間以内に組合側と交渉を開始する予定という。
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