独フォルクスワーゲン（VW）傘下のシュコダ自動車は14日、2013年10月の世界販売が8万3,800台となり、前年同月に比べ7.5％増加したと発表した。欧州が13.7％増の5万5,700台と好調だった。1～10月の累計は、一部の車種でモデルチェンジに伴い生産が減少したことが影響し、前年同期比3.3％減の76万8,700台にとどまった。
\欧州では新型「オクタビア」の販売が好調で、10月は西欧で前年同月比48.8％増、中欧でも23.1％増加した。中国では2014年から新型オクタビアを市場投入する予定。
\地域別の10月の販売は、西欧が前年同月比17.3％増の3万2,400台。中欧は21.6％増の約1万2,000台となり、市場シェアは20.5％だった。母国チェコでは8.2％増の5,700台を販売し、市場シェアで37.3％を確保した。
\東欧は1.7％減の1万1,400台にとどまった。カザフスタン、バルト3国、ルーマニア、セルビアで2ケタ増となった一方、シュコダにとって3番目に大きな市場であるロシアが7,100 台にとどまり、14.5％減少したことが響いた。
\シュコダにとって最大市場である中国は6.0％減の2万1,500台にとどまった。先ごろ新型オクタビアの販売を開始したインドでは16.1％増の約2,300台に拡大した。
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