独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車メーカーであるアウディは18日、ドイツのミュンヒスミュンスターに建設していた新工場を稼動させた。アルミダイキャストを使った車体構造部品やプレス成型部品、車台部品を生産する。インゴルシュタットの本社工場から約30キロメートルの近距離にあり、本社工場の生産負担も軽減することができるという。
\新工場は軽量部品などのハイテク技術の重要な拠点とする計画。投資は数億ユーロ。従業員は段階的に増やしていく計画で、2016年に約800人の規模となる。このうち約250人は新規に雇用する予定という。
\新工場の面積は42ヘクタール。本社工場に近いほか、国道B16およびB16a号線による交通アクセスが良い。インゴルシュタットとレーゲンスブルクを結ぶ鉄道路線への引き込み線を建設することも計画している。
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