スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは3月19日、新興国市場向けに「UD」ブランドのバスの販売を開始すると発表した。まずインドで発売し、今後数年間で他の新興国にも投入する。
ボルボ・グループのパッシー上級副社長（バス事業担当）によると、UDバスは南部カルナータカ州バンガロールに本拠を置くSMカンナッパ・オートモービルズとの合弁会社が生産する。合弁会社にはボルボが15％、SMカンナッパ・オートモービルズが残り85％を出資する。工場はコーラールに建設され、生産能力は当初年間500台だが、最終的には1,500台に拡大する可能性もあるという。
ボルボ・グループは2001年にインドに進出。高価格帯の市内交通向けバスで50％、コーチ（長距離バス）で90％のシェアを誇る。
