トヨタ自動車の欧州法人であるトヨタ・モーター・ヨーロッパ（TME）は14日、2014年第1四半期（1～3月）の欧州市場の販売がトヨタとレクサスブランドを合わせて22万5,152台となり、前年同期に比べ14％増加したと発表した。市場シェアは0.4パーセントポイント上昇し4.9％に拡大した。
ハイブリッドモデルの販売は全体の21％を占めた。今後については今夏に発売予定の小型車「アイゴ」の新モデルの発売が販売増に寄与すると見込んでいる。
1-3月期は、トヨタブランド単独で前年同期比14％増の21万3,657台を販売した。モデル別では、「アイゴ」が17％増の1万9,340台、「ヤリス」が12％増の4万9,656台、「オーリス」も17％増の3万8,289台と好調だった。「カローラ」は前年同期比で約2倍の2万1,511台、SUVの「RAV4」は45％増の2万4,829台と大幅に伸びた。
レクサスブランドも前年同期比24％増の1万1,495台に拡大した。昨年に市場投入した「IS」の販売好調が寄与したという。
TMEは、西欧、中・東欧（トルコ、ロシアを含む）のほか、一部の中欧アジア諸国（アルメニア、アゼルバイジャンなど）の販売地域を統括している。
