印自動車部品大手バラット・フォージは8日、独子会社バラット・フォージ・アルミニウムテヒニク（BFAT）が、独OEMメーカーから大型受注を獲得したと発表した。サスペンション部品を複数年にわたって供給するもので、受注金額はおよそ2億5,000万ユーロ。
BFATは今回の受注を受け生産能力を強化するため、ザクセン州ブラント・エルビスドルフの拠点に3,100万ユーロを投じて建設を進めているプラントにプレスラインを追加する計画だ。
バラット・フォージのカリヤニ会長兼マネージング・ディレクターは、「今回の受注獲得はBFATの技術革新、技術適合への絶え間ない努力と実績によって可能になったものであり、急速に成長するアルミ部品ビジネスにおける我が社のプレゼンスを拡大するものだ」と述べた。
バラット・フォージはインドのプネに本拠地を有する多国籍企業。世界10カ所に生産拠点を持ち、金属成形におけるグローバルリーダーとして自動車、電力、オイル、ガス、建設、鉄道、船舶、航空を含めた幅広い業種において製品を提供している。
