英国貿易投資総省（UKTI）は先ごろ、ロボティクスおよび自律システム分野の企業派遣事業「ロボティクス・アンド・オートノマス・システムズ・ミッション2014」に参加する7社を発表した。
派遣されるのは、◇Agilic（教育用ロボットキットの開発）◇Aura Technology（エンジニアリングおよびデザインコンサルティング、無人航空機開発）◇D-RisQ（自動形式分析ツールの生産）◇MapleBird（超小型無人航空機の開発）◇Bristol Robotics Laboratory（相互通信が可能な4足歩行ロボット「メカモンスターズ」の開発）◇Sebastian Conran Associates（高齢者をの自立をサポートするミメティック・ロボット・コンパニオンの開発）◇Shadow（人の指の動きを忠実に再現する5本指超技巧ロボットハンドの開発）――の7社で、6月23～27日にかけて米国のサンディエゴ、サンフランシスコ、シリコンバレーで企業や投資家、潜在顧客に最新の開発成果を披露する。
英政府の技術戦略委員会（TSB）のビドル副理事は、派遣事業に参加する企業は米国を代表するロボティクス研究機関との意見交換や新たなパートナーシップの構築、資金調達の可能性を得ることができると指摘。「技術革新を具体的なビジネスチャンスに発展させるきっかけになる」と語っている。
