スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブが18日発表した2014年4-6月期決算は、純利益が前年同期比40.3％減の8,280万米ドルに落ち込んだ。米国での集団訴訟の和解費用が響いた。営業利益は28.1％減の1億3,940万ドルだった。
売上高は前年同期比8.4％増の23億8,300万米ドルに拡大した。
地域・国別で見ると、欧州が8.4％増の8億690万ドル、米州が5.3％増の7億9,280万ドル、アジアが11.8％増の7億7,830万ドルだった。製品別売上高は、エアバッグ（ステアリング・ホイール、電子制御ユニットを含む）が8.5％増の15億4,070万ドル、シートベルト（シートサブシステムを含む）が4.5％増の7億2,440万ドル、アクティブセーフティ製品（レーダー、ナイトビジョンなど）は39.6％増の1億1,790万ドルにそれぞれ拡大した。
