ベラルーシのトラック大手ベルアズ（BelAZ）は、容量400～1,500キロボルト（KV）の電気モーターの生産を手がける合弁会社を日系企業と設立する方針だ。ベラルーシ国営ベルタ通信が8月20日、国家科学技術委員会の広報から入手した情報として伝えた。
国家科学技術委員会は、日系企業との提携を希望するベラルーシ企業による提携案の収集と分析を行っている。 自動車部品大手Avtokomponentyは日経企業の技術を導入してスターター、ジェネレーター、アンチロックシステムを生産したいと考えており、タイヤメーカーのベルシナも幅広い種類のタイヤを合弁生産を検討しているという。
国家科学技術委員会のシュムリン委員長によると、ベラルーシでは日系企業が関心を寄せる分野の製品が生産されている。例えば、高精密光学・機械装置を手がけるKBTEM-OMOは、光学、光学機械ユニットやステッピングモーターの設計と生産に関するサービスを提供している。
