独自動車部品メーカーのハントマンは12日、中国の天津に建設した新工場の開所式を行った。同工場ではすでに2014年11月から独自動車大手フォルクスワーゲン（VW）向けに変速機とクラッチのハウジングを生産している。独業界誌『オートモービルインダストリー』（電子版、16日付）が報じた。
天津工場はハントマン・グループの100％子会社。同社にとってアジアで初めての生産拠点。投資は約8,000万ユーロで、敷地面積は5万2,000平方メートル。生産棟と管理棟があり、2万1,000平方メートルの工場にはダイカストマシン13台を導入した。同工場では将来、従業員約400人が年約2万7,000トンのアルミニウムを加工する予定。
