英自動車工業会（SMMT）が6日発表した2015年7月の乗用車新車登録は17万8,420台となり、前年同月に比べ3.2％増加した。販売増加は41カ月連続。1～7月の累計は前年同期比6.5％増の155万5,309台となった。
SMMTは41カ月連続の成長について、経済に対する信頼感の広がりに低金利や魅力的な金融サービスが組み合わさったことが販売好調に寄与している、と分析。今後については、上半期（1～6月）までのような大幅な伸びはないが、安定した成長が続くとの見通しを示している。
また、セグメント別では、今年はこれまでのところ、スーパーミニ（フォード「フィエスタ」など）、小型ファミリーカー（lower medium）（フォード「フォーカス」など）、デュアルパーパス（SUVおよびクロスオーバー、フォード「クーガ」など）の3セグメントの登録台数が上位を占めているという。
7月の新車登録の顧客カテゴリー別では、大口法人が前年同月比6.4％増と好調。燃料別では、ディーゼル車が4.0％減となったのに対し、ガソリン（10.4％増）と代替燃料車（31.0％増）が2ケタ増となった。
