英自動車工業会（SMMT）が7日発表した2009年12月の新車登録は15万936台となり、前年同月に比べ38.9％増と大幅に伸びた。一方、09年の通年では199万4,999台にとどまり、前年から6.4％減少した。
\SMMTのポール・エヴェリット会長は、12月は今年から付加価値税が引き上げられることを見越した駆け込み需要が新車販売を押し上げたと分析。09年通年については、新車買い換え補助金制度の効果で「予想を上回った」とする一方で、今年の新車販売市場は、補助金制度が来月終了する影響で、09年実績を下回るとの見通しを示した。
\12月の車種別登録台数は、フォード「フィエスタ」が7,877台で首位。以下、フォード「フォーカス」（7,339台）、オペル「アストラ」（6,268台）、フォルクスワーゲン（VW）「ゴルフ」（5,523台）、オペル「コルサ」（4,759台）が上位を占めた。また、ディーゼル車は6万4,649台と前年同月から31.4％増えたものの、新車登録全体に占める割合は2.5ポイント低下し42.8％になった。
\09年車種別登録台数は、「フィエスタ」が11万7,296台でトップに立ち、「フォーカス」（9万3,517台）、「コルサ」（8万4,478台）、「アストラ」（6万7,729台）、「ゴルフ」（5万7,187台）が続いた。ディーゼル車の登録台数は83万2,456台と前年から10.4％減少し、シェアは1.9ポイント減の41.7％だった。
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