仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエンは7日、2010年上半期（1～6月）の世界販売（完成車および輸出向け完全ノックダウン（CKD）部品）が前年同期比16.9％増の185万6,000台となり、半期では過去最高を記録したと発表した。
\欧州市場（欧州連合（EU）加盟国、欧州自由貿易連合（EFTA）およびクロアチア）におけるシェアは1ポイント増えて14.6％に拡大した。欧州域外の販売が全体に占める割合は36％となった（前年同期：34％）。なかでも中国販売は過去最高の17万6,000台に達した。
\走行1キロメートル当たりの二酸化炭素（CO2）排出量は平均133.2グラムに改善した（前年同期：135.5グラム）。同平均が120グラムを下回るモデルは新車販売の40％を占めた。
\同社は下半期に、シトロエンの新型「C4」、電気自動車のプジョー「Ion」とシトロエン「C-Zero」を発売する計画。また、パリオートサロンではプジョー「407」の新モデルを発表する。
\PSAは通期について、欧州では新車販売が後退する見通しだが、同社の市場シェアは拡大するとの前向きな見解を示している。
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