ルノー日産連合が、ロシアで組立工場の建設を検討している。沿海地方のセルゲイ・ダルキン知事が11日明らかにしたもので、ルノーもブルームバーグ通信の取材に対し、その事実を認めた。ダルキン知事は交渉の成立に自信を示している。
\ルノーと日産は、プーチン首相の提案に基づき、ロシア自動車最大手のアフトワズに対する出資比率を現行の2倍の50％へ引き上げ、経営権を取得することも検討中だ。また、早ければ来年から、アフトワズのモデルをベースにしたロシア市場向けの低価格戦略車を生産する計画で、急速な回復を示すロシア市場における地位の強化に向けてアクセルがかかりそうだ。
\ルノーと日産はロシアにおける合計シェアを2015年までに40％に引き上げる目標を掲げている。これは、年間販売台数に換算すると160万台に相当する規模だ。
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