BMW傘下のフリートリース・管理会社アルファベット（ミュンヘン）は18日、コブレンツの不動産サービス会社からプジョー・シトロエンとメルセデス・ベンツブランドの自動車計76台をリースする契約を獲得し、納車したと発表した。車両の管理とメンテナンスサービスを提供する。
\アルファベットはBMWの子会社だが、「メーカー系（キャプティブ）と独立系の両方のメリットを活かせる」として、マルチブランドの自動車リース事業を展開している。同社の保有する車両10万台のうちBMW（Mini含む）ブランドの割合は45％と半数以下に過ぎない。残り55%はフォルクスワーゲン、アウディ、フォードのそれぞれ約1万台を主力とする競合ブランドという。
\アルファベットは1996年の設立で、フルサービス・リースとフリート管理業務を手がける。ドイツのほかベルギー、デンマーク、フランス、英国、イタリア、オランダ、ノルウェー、オーストリア、スウェーデン、スイス、スペイン、オーストラリアに拠点を持つ。
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