独メディア調査会社のニールセン・メディア・リサーチが実施した調査によると、自動車業界が2010年通期にドイツ市場に投入した広告費(新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、映画館広告、オンライン広告)は20億3,000万ユーロとなり、前年比で8%増加した。景気回復が追い風となったようだ。
\メーカー別では、フォルクスワーゲンが2億2,670万ユーロを投資し、相変わらずトップを独走。ルノー(1億4,600万ユーロ)、ダイムラー(1億4,360万ユーロ)、オペル(1億3,990万ユーロ)、アウディ(1億730万ユーロ)が続いた。
\媒体別では、テレビ広告が7億1,800万ユーロ、新聞広告が4億7,600万ユーロ、雑誌広告が2億9,700万ユーロなどだった。規模はまだ小さいが、高い伸びを示したのはオンライン広告で、前年比41%増の1億9,800万ユーロに拡大した。
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