鉄鋼世界最大手のアルセロール・ミタル （ルクセンブルク）がこのほど発表した2010年10－12月期（第4四半期）決算の最終損益は7億8,000万ドルの赤字となり、前年同期の黒字（11億1,000万ドル）から悪化した。売上高は19％増の206億9,900万ドルに急増したが、ステンレス鋼部門分社化のコスト、原材料費高騰が響いて赤字に転落した。12月通期は29億1,600万ドルの黒字で、黒字幅は前年の1億5,700万ドルを大きく上回った。
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