ロシアのメドベージェフ大統領は8日、今秋から冬時間を廃止すると発表した。今年10月末には冬時間を導入せず、3月末に始まる夏時間をそのまま適用する。この結果、モスクワと日本の時差は3月から年間を通して5時間となる。同大統領は、「時間変更は身体に悪影響を及ぼしストレスを生む」として、09年末に冬時間の撤廃を提案。連邦経済省に撤廃の影響に関する調査を委託していた。ロシアでは、大統領の「経済効率を引き上げるため」という指令で、昨年3月28日の夏時間開始時に、国内の2つのタイムゾーンも廃止された。これによりタイムゾーン数は11から9に減り、西端のカリーニングラードから東端のカムチャツカまでの時差は9時間となった。
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2011/2/18
欧州自動車短信
ロシア、冬時間を廃止
この記事の要約
ロシアのメドベージェフ大統領は8日、今秋から冬時間を廃止すると発表した。今年10月末には冬時間を導入せず、3月末に始まる夏時間をそのまま適用する。この結果、モスクワと日本の時差は3月から年間を通して5時間となる。同大統領 […]