ニュルンベルクを中心にフォルクスワーゲン（VW）グループの自動車を販売する大手ディーラーのフェーザー・グラーフ・グルッペ（FGG）は、3月からスズキ車を販売する。VWとスズキは製品ポートフォリオの補完性が高く、集客力の強化が見込まれている。
\FGGはニュルンベルクを中心に計23の店舗を持ち、VW、VWヌッツファールツォイゲ、アウディ、シュコダ、セアト、ランボルギーニのモデル（中古車含む）を販売している。従業員は1,350人で、昨年は1万9,000台の新車を販売。今年は新車・中古車を合わせて4万台を見込む。スズキ車はニュルンベルク、シュヴァーバッハ、ロート、ベルンブルク・アン・デア・ザーレの4店舗で販売される。
\スズキは2010年1月、生産・販売協力や環境技術の強化を目的としてVWと包括提携した。今回のニュルンベルク地区での販売提携はその一環と言える。
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