ロシアの欧州ビジネス協会（AEB）は11日、国内新車販売（乗用車および小型商用車）の通期予想を従来の224万台から235万台に上方修正した。大幅な成長が続いていること受けた措置。同日発表した2011年4月の新車販売は23万5,711台となり、前年同月に比べ42％拡大した。1～4月の累計では、前年同期比64％増の75万4,081となった
\AEB自動車製造業者委員会（AMC）のデビッド・トーマス会長は今後について、昨年の第2四半期（4～6月）には販売が伸び始めていたため、前年比の増加幅はこれまでに比べ縮小すると指摘したうえで、販売好調は今後も続くとの見通しを示した。
\4月のメーカー・ブランド別の販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが5万4,093台で首位。前年同月比の伸び率は3％の小幅にとどまった。上位20社では、現代が122％増の1万4,845台、オペルが161％増の5,810台と大幅な伸びを示した。
\日本メーカーも好調で、三菱自が134％増、マツダも288％増と3ケタ成長となったほか、トヨタ、日産、スズキも大幅な2ケタ成長を確保した。（表参照）
\
