ハンガリーの商用車・自動車部品大手ラーバが16日発表した2011年第3四半期決算（国際会計基準ベース）は、最終損益が前年同期の3億9,100万フォリントの黒字から15億フォリントの大幅赤字となった。金融収支が12億フォリントの赤字となったことが響いた。
\売上高は5.8％増の82億2,000万フォリント。輸出が引き続き好調で、国外売上高は前年同期比21.7％の56億フォリントに拡大した反面、国内売上高は26億フォリントで18.8％落ち込んだ。営業赤字額は前年同期の1億4,720万フォリントから2億3,290万フォリントに拡大した。
\1-9月期の売上高は前年同期比3.5％増の264億フォリント。税・利払い・償却前（EBITDA）ベースでは15 億7,600万フォリントの利益を計上したが、最終損益は12億7,256万フォリントの赤字となった。ピンター社長は、第4四半期の事業展開が非常に好調なことから、今年の経営目標である10％の増収とEBITDAの安定を達成できるとの観測を示している。（1HUF＝0.34JPY）
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