ドイツのタイヤバルブメーカー（タイヤバルブとは、金具やゴムを部材としたタイヤの空気注入口）。耳にボタンが付いたテディベアで有名なおもちゃメーカー、シュタイフのグループ会社。
\同社は、乗用車、商用車、農機・建機、自転車、スクーター向けのタイヤバルブのほか、タイヤ空気圧監視システムなども製造。また、タイヤバルブの製造で培った金属やゴムの加工技術を生かし、スポーツ用品や消火器、空調機器、ドアや窓用の部品なども生産している。
\本社はドイツ南部のギーンゲンに置き、従業員数は約500人、売上高は約5,000万ユーロ。ドイツとポーランドにある工場で、年約2億個の製品を生産している。
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同社は1920年頃におもちゃメーカー、シュタイフの工場にあった金属加工部門の余力を生かし自転車用のバルブを製造したのが始まり。独自動車部品大手のコンチネンタルとの協業が同事業の拡大の契機となり、1921年にはシュタイフから独立した組織となり事業を展開してきた。1966年には製品の45％を輸出する国際的な企業に成長した。
\同社は1997年にポーランドのバルブメーカー、STOMILに少数株主として資本参加、2000年に完全買収した。1998年にはドイツのEHA－Ventilfabrik W.Fritzを買収。現在、ALLIGATOR、STOMIL、EHAの3ブランドを展開している。
\2005年7月には、韓国のソウルにアジア・太平洋地域の販売・設計事務所を開設している。
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