2010/11/22

欧州ビジネスウオッチ

三菱UFJ、英RBSの開発金融関連資産取得で合意

この記事の要約

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は15日、英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)から約38億ポンド相当のプロジェクトファイナンス(開発金融)関連資産を取得することで基本合意したと発表した […]

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は15日、英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)から約38億ポンド相当のプロジェクトファイナンス(開発金融)関連資産を取得することで基本合意したと発表した。年末までの最終契約締結を見込む。

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MUFGが取得するのは、主に欧州、中東、アジア太平洋地域における資源、電力などインフラ関連事業のローン資産。これによりMUFGは、大きな成長が見込める新興市場での事業基盤を強化する。

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金融危機に際して政府から巨額の公的資金注入を受けたRBSは、EUから公的支援の条件として実施を求められた事業縮小を柱とする再建策の一環として、今回の資産売却を決めた。

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