EUのファンロンパイ大統領（欧州理事会常任議長）は20日、臨時のEU首脳会議を来年1月30日に開催すると発表した。金融の安定と雇用対策について話し合う。金融では、財政規律強化に向けた新条約が主要議題となるもようだ。
\12月上旬の首脳会議で合意した新条約の制定作業は20日に開始された。加盟国と欧州委員会、欧州議会による協議で草案を策定する。EUは1月中に草案をまとめ、月末の首脳会議での合意にこぎ着けたい考えだ。
\雇用対策は、財政再建を進める各国で、緊縮策が景気に悪影響を及ぼし、雇用状況が一段と悪化していることを受けたもの。ファンロンパイ大統領は「雇用に関する強力な行動が必要だ」と述べた。
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