2012/4/23

産業・貿易

3月のEU新車販売7%減、14年ぶり低水準に

この記事の要約

欧州自動車工業会(ACEA)が17日発表したEU(マルタを除く26カ国)の3月の新車販売(登録)台数は145万3,407台となり、前年同月から7%減少した。イタリア、フランスで大きく落ち込み、1998年3月以来14年ぶり […]

欧州自動車工業会(ACEA)が17日発表したEU(マルタを除く26カ国)の3月の新車販売(登録)台数は145万3,407台となり、前年同月から7%減少した。イタリア、フランスで大きく落ち込み、1998年3月以来14年ぶりの低水準となった。(表参照)

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イタリアの販売は26.7%減。景気悪化による消費の冷え込みに加えて、自動車大手フィアットの販売が輸送業者のストライキで落ち込んだことが響いた。フランスは23.2%減。その他の主要市場は、スペインが4.5%減、ドイツが3.4%増、英国が1.8%増だった。

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欧米の主要メーカーでは、フィアットが26.1%減となったのをはじめ、仏PSAプジョーシトロエン、ルノー、米フォード、ゼネラル・モーターズ(GM)で販売が減った。日本勢も日産を除いて低迷。最大手トヨタは2.9%減だった。

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