2013/8/26

欧州ビジネスウオッチ

OMV、スタトイルから北海4油田の権益取得

この記事の要約

オーストリア石油大手のOMVは19日、ノルウェー国営スタトイルから北海の4油田の権益を26億5,000万ドルで取得したと発表した。OMVにとって過去最大の買収となる。\ OMVはスタトイルから、ノルウェー沖ガルファクス油 […]

オーストリア石油大手のOMVは19日、ノルウェー国営スタトイルから北海の4油田の権益を26億5,000万ドルで取得したと発表した。OMVにとって過去最大の買収となる。

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OMVはスタトイルから、ノルウェー沖ガルファクス油田の権益19%、同グドルン油田の権益24%、英シェトランド諸島沖のローズバンク油田の権益30%、同シーハリオン油田の権益9%を取得する。スタトイルは今後もガルファクス、グドルン油田の権益51%を保有するが、ローズバンク、シーハリオン油田については全権益を手放す。

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OMV の原油採掘はイエメン、リビア、パキスタンなど政情不安が続く国に集中している。今回の取引によって、原油供給の安定化を図ることができる。同社によると、現在は日量29万9,000バレルの同社の原油生産量は2014年に13%増加する見込みという。

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スタトイルは大きな収益が見込めるノルウェー大陸棚での新油田開発に力を入れる戦略の一環で、北海油田の権益売却を決めた。

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