スウェーデン政府は24日、保有していた北欧最大手銀行ノルデア・バンクの株式7％を216億クローナ（約24億9,000万ユーロ）で売却した。これによって政府は同行との資本関係がなくなる。
\政府は1990年代の金融危機に際して、同行に公的資金を注入し、株主となった。しかし、銀行への出資は一時的な措置として、資本引き揚げの機会をうかがっていた。
\低迷している景気を押し上げるため減税を計画している政府は、財政悪化を防ぐため国有資産の売却を進めており、6月にノルデアの株式6.4％を売却して195億クローナで売却したばかり。今回の売却額も債務圧縮に充てる。
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