2013/11/18

欧州ビジネスウオッチ

ドイツテレコム、東欧企業GTSを買収

この記事の要約

独通信最大手のドイツテレコムは11日、ポーランドの固定電話事業者GTSセントラルヨーロッパ・グループを投資会社のコンソーシアムから買収すると発表した。移動通信と固定網通信サービスを一手に提供するとともに、国境を超えたサー […]

独通信最大手のドイツテレコムは11日、ポーランドの固定電話事業者GTSセントラルヨーロッパ・グループを投資会社のコンソーシアムから買収すると発表した。移動通信と固定網通信サービスを一手に提供するとともに、国境を超えたサービスも拡充し競争力を強化する狙い。取引金額は5億4,600万ユーロ。

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GTCはポーランドのほか、チェコとスロバキアで事業を展開しており、特に企業向けサービスに強い。ドイツテレコムはスロバキアを除く2カ国の事業を取得する。取得する事業の2012年の売上高は3億4,700万ユーロ、営業利益(EBITDAベース)は8,700万ユーロだった。

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ドイツテレコムの国外事業は移動通信サービスが中心で、固定網通信には手が回っていない。今後は両サービスを、国境をまたいで一手に提供してサービスの質を向上させる方針だ。

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