オランダ通信最大手のロイヤルKPNは4日、業績悪化を受けて2016年までの3年間でオランダの従業員1,500－2,000人を削減すると発表した。国内従業員の最大14％に相当する人員整理となる。
KPNは携帯電話サービス部門の価格競争激化で収益が悪化しており、2011年から4,650人を削減済み。同日発表した13年10－12月期（第4四半期）決算の売上高が前年同期比13％減の20億8,000万ユーロに落ち込み、赤字が1億4,400万ユーロから2億2,400万ユーロに膨らんだことから、新たな削減を決めた。このリストラによる年3億ユーロのコスト節減効果を見込んでいる。
