2014/2/10

欧州ビジネスウオッチ

コメルツ銀、スペインの不良債権を売却

この記事の要約

独2位銀行のコメルツ・バンクは6日、スペインの不動産関連の不良債権を国際投資家グループに7億1,000万ユーロで売却したと発表した。同行は今回の売却でリスク加重資産(RWA)を6億ユーロ圧縮した。売却先や取引金額などの詳 […]

独2位銀行のコメルツ・バンクは6日、スペインの不動産関連の不良債権を国際投資家グループに7億1,000万ユーロで売却したと発表した。同行は今回の売却でリスク加重資産(RWA)を6億ユーロ圧縮した。売却先や取引金額などの詳細は非公開。売却に伴い小規模な損失が出ており、同行は2013年10-12月期(第4四半期)決算で計上する。

今回の取引が成立したことで、同行は不良化したスペインの不動産融資債権の規模を13年初頭の半分の10億ユーロに削減した。