ハンガリー中央統計局（KSH）の15日発表によると、2010年第4四半期の国内総生産（GDP、速報値、季節調整済み）は前年同期と比べ2.4％増加し、第3四半期の伸び率を0.1ポイント上回った。前期比では0.2％増で第3四半期の0.6％増から0.4ポイント後退した。通期では1.2％拡大し、6.5％縮小した前期からプラスに転じた。
\未調整値では、第4四半期のGDP成長率は2％で前期実績を0.3ポイント上回った。通期は調整値と同じ1.2％だった。
\ハンガリーは金融危機の打撃で2008年第4四半期から2010年第1四半期まで、前年同期比のGDP成長率が6期連続でマイナスを記録。第2四半期以降はプラスとなっているものの、個人消費や投資の回復が遅れており、予断を許さない状況が続いている。
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