ハンガリー・ラーバグループの車軸事業Raba Futomueが、大手トラックメーカーに車軸部品を納入する3年契約を結んだ。取引規模は2,500万ユーロ弱。メーカーの名前は公表されていないが、証券情報サイトの「Portfolio.hu」はボルボと推測している。
\ラーバは、一次部品メーカーとして自動車メーカーとの直接取引を拡大する戦略を掲げ、高付加価値製品に軸足を移している。今回の契約では、プレミアクラスのトラック30万台に装備される部品を供給することとなる。
\「Portfolio.hu」によると、ラーバはこれまでにもボルボに対し間接的に部品を供給しており、昨年の取引額は900万ユーロ強に上った。今回の受注で来年の売上高は1,440万ユーロ（14億フォリント）伸びる見通しで、金融危機による不振からの脱却に勢いがつきそうだ。
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