2011/7/6

ハンガリー

独ボッシュ、英工場閉鎖・ハンガリーに生産移管

この記事の要約

独自動車部品大手ロバート・ボッシュは6月30日、英国ウェールズ・カーディフ近郊ミスキンのオルタネータ工場を閉鎖した。受注の落ち込みを受けた措置で、同工場の生産はハンガリー工場に移管する。\ ミスキン工場は1991年に開設 […]

独自動車部品大手ロバート・ボッシュは6月30日、英国ウェールズ・カーディフ近郊ミスキンのオルタネータ工場を閉鎖した。受注の落ち込みを受けた措置で、同工場の生産はハンガリー工場に移管する。

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ミスキン工場は1991年に開設され、BMWやメルセデス・ベンツなど高級車やトラック向けのオルタネータを生産していたが、金融危機による需要減少や価格の下げ圧力の高まりにより、2009年のオルタネータの売上が45%も下落。ボッシュは昨年1月に同工場を閉鎖し、従業員900人を解雇すると発表していた。なお、ミスキン工場は、英エンジニアリング会社レニショーに譲渡されることが決まっている。

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ボッシュはハンガリーでブダペスト、エゲル及びハトバンに工場を持ち、7,000人を雇用している。

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