ルーマニアの首都ブカレストから16キロメートル離れたアフマティ市に20日、南東欧最大のチャイナタウンが正式オープンした。現地通信社『メディアファックス』によると、開発プロジェクトの第1段階として約14万平方メートルの敷地内に1,240店が営業する卸売センターが開設された。
\ルーマニアのチャイナタウンは、9人の中国人事業家からなるチャイナタウン・ルーマニア・グループが1億5,000万ユーロを投資して推進する開発プロジェクト。40ヘクタールの敷地内には約3,300の商業店舗を中心に、倉庫、飲食店、銀行、カジノ、幼稚園など1,380の施設が設置される。年内に開発プロジェクトの第2段階に着手し、10年以内に中国の伝統的な雰囲気を持つ環境の中に大都市型ショッピングセンターを備える商業地区を完成させる計画だ。
\開設式に出席したルーマニアのボック首相は、「チャイナタウンは国内外からの集客効果を持つ観光スポットになる」と投資成功例として称賛。新官民提携（PPP）法も施行され、今後更に中国からの投資が活発化することへの期待を示した。
\
