不動産サービス大手コリアーズ・インターナショナルの調べによると、ハンガリーにおける2011年上期（1～6月）の宿泊施設の利用者数は4％、宿泊日数は3％それぞれ前年同期から増加した。
\首都ブダペストの外国人の宿泊者数と宿泊日数は、前年同期から10％、8％それぞれ増加した。中でも4つ星ホテルの伸び率は12～14％と高かった。コリアーズ・インターナショナルは、ハンガリーが今年6月末まで欧州連合（EU）の議長国を務めていた関係で、外国人の宿泊が増えたと分析している。
\上期のハンガリー国内のホテルの平均客室稼働率は43％。ホテルのグレード別では5つ星が61％で最も高く、4つ星が49％でこれに次いだ。ブダペストの3つ星～5つ星ホテルの一泊の宿泊料金は9,000フォリント～3万1,000フォリントだった。
\国内最大の観光地であるバラトン湖周辺の宿泊客の滞在日数は前年同期から2.3％減少した。コリアーズ・インターナショナルでは、下期には滞在日数は再び増加に向かう可能性が高いとしているが、天候の状況やホリデーバウチャーの売れ行きにかかっているとしている。（1HUF＝0.41JPY）
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